| 走っていこう、あなたの元へ 言いたい、早く言いたい 「ずっとずっと、好きでした これからも、ずっとずっと好きです」 それを言いたくて、僕は走ってる あなたは大きくて、足も速くて 僕の前を歩いていくけれど いつかあなたと同じ速度で歩けるようになったら きっと言うから、いつか言うから 早くあなたに追いつきたい 背も、足の速さも、力も、強さも あなたに追いついたら、きっともう一度言えるはず 「好きです」 長いこの道を もう一度あなたと歩いていけるように 今、僕があなたに差し出せるものがあるとしたら そんなありふれた言葉と、それから 明日も生きていくという約束だけ それでも 僕はあなたに追いついて、伝えたい それっぽっちの言葉だけど あなたに伝えたい 人はこんな風に、誰かを想うことがあるって 知ってたけど、分かってなかった 今なら、その意味が、その気持ちが分かる こんな風に、誰かのことを こんなに切なく いつかこれも想い出に変わって 僕はあなたのパダワンではなくなって でもそのときは少し大人になった表情で でもなんにも変わらない僕とあなたの顔で 笑いあえたらいいなって思ってた そんな昔を、ふと思い出して そして気付かないうちに 時間の流れの中で 僕が取り残されて あなたの想い出と共に 置き去りにされて いつか必ず、僕たちは会えるでしょう 受けた生命を精一杯生き抜いて いつかフォースとひとつになったら そこにあなたがいるんでしょう そうしたらもう一度生まれて 僕はきっとあなたを見つけるから いつだって、そうだったんですよ? マスター 僕があなたを見つけて、僕があなたについて行く なぜあなたなのかは分からないけれど でもあなただけだから 僕たちの道は、僕たちが生まれるずっと前から 今日の日に向かって流れていたのかも知れない あなたの人生、僕の人生 たくさんの分岐点を通過しながら 僕たちの道はひとつになって 僕たちはずっと、一緒にいられますよね? やさしくなる、強くなれる あなたとなら永遠だって望めるかも知れない あなたと出会った日、あなたと別れた日を 忘れることはないでしょう マスター……見ていてくれますか? いつかあなたに追いついたら、胸を張って言えるように 「あなたのことが好きでした これからも、ずっと好きです」 |
| 「伝えたいことがあるんだ」 作詞 小田和正 伝えたいことがあるんだ 君のことが好きだから はてしなく続く長い道を 君と歩いてゆきたい 今の僕が君に あげられるものがあるとすれば ありふれた愛のことば それと 明日の約束だけ こんなにせつなくなるほど 人を好きになれるんだね 君と出会った夏を 決して 決して 忘れない やがていつかこのときも 思い出に変わってゆくんだね その時 ここで こんな風に 今のままで会えたらいいね 気づかないうちに 愛は 知らないうちに 心は 思い出だけを置き去りにして 流されてゆくから もういちど生まれたとしても きっと君を見つけるから なぜ君か分からない でも 君しか見えない この夏が来る ずっと前から きっと時は ここへ向かって流れてた ふたつの道が ひとつになる ここからは 君をひとりにさせない やさしくなる 強くなれる 君となら 夢 追いかける 君と出会った夏を 決して 決して 忘れない |